3月26日(月)、こどもセンター第6回チャレンジ教室「紙すき体験と野々市の民話紙芝居」が行われました。
参加したのは野々市市内の小学1年生〜6年生、35名。
今回も予想を上まわる応募があり、定員を拡大しての開催となりました。
講師はさまざまなものづくりや活動をなさっている、吉岡幸三さんです。
今回はダンボールを材料にして、はがきサイズの紙を作る紙すきに挑戦しました。
まずは吉岡さんから紙すき材料の作り方を教わります。
ダンボールは細かく切って一晩水にひたし、ミキサーにかけて細かくします。今回は事前に作っておいたもので体験をしますが、おうちで自分でも作れます。(材料は牛乳パックでもできるそうです)
つぎに紙すきのやり方を教えてもらいました。
紙すき道具の木枠も吉岡さんの手づくりなんですよ。
いよいよ順番に紙すきに挑戦です。
どろどろの液体の中に手をいれるのが最初は気持ち悪い~!といっているお友達もいましたが、みんな上手に紙をすいていましたね。
タオルで水分を取って、ガラス面に紙を貼り付け、乾燥させたら紙が出来上がります。
2枚目は金銀のおりがみを散らし、おりがみでワンポイントの飾りも切って紙にすきこみました。こちらもそれぞれ個性的な飾りをつけ、仕上がりが楽しみです。
乾燥するまで1日かかるので、当日はおうちに持って帰れなかったけど、みんなすてきな紙が完成していました。1つとして同じものがない、世界で1枚だけの手づくりの紙ですよ!
紙すきの体験が終わったら和室に移動して、みんなで紙芝居を見ました。野々市市清金の「石の神様」というお話です。みんな真剣なまなざしでお話を聞きました。この紙芝居も吉岡さんの手づくりです!
今回の紙すきの体験は、道具の数が限られていたので順番待ちが長くなってしまったけど、みんなの協力のおかげで全員自分の作品をつくることができました。ルールを守り、協力し合って製作できたことがとても良かったと思います。
インターネット町民塾 F-3「手漉き和紙」でも今回の紙の作り方を見ることができるので、ぜひお家でも挑戦してみてください!