12月14日(土)、第4回チャレンジ教室「50円のおくりもの。ヘタでいい、ヘタがいい。届け!絵手紙!年賀状にこめる旬とこころ」が開催されました。
今回は保護者の方もあわせ、17名のみなさんにご参加いただきました。
講師はチャレンジ教室で毎年お越しいただいている、日本絵手紙協会公認講師の竺美那子(ちくみなこ)さんです。
絵手紙とは、「ヘタでいい、ヘタがいい。」のキャッチフレーズの通り、上手に書こうと思わないで、一生懸命かいて自分らしさが出ることが大切なのだそうです。そして下書きなしのぶっつけ本番。
絵手紙には失敗、という考え方はないのだそうです。見たまま、感じたままを心をこめてかくことが大事なんですね!
まず、半紙に墨で線を描く練習と名前の1文字を書く練習をしました。
筆を垂直立て、上のほうを持ち、ゆっくりと線をかいていきます。みんな緊張した様子で筆を動かします。
線の練習の後は、いよいよはがきに絵をかきます。
今回は南天や大根など季節の花や野菜のほかに、来年の干支である馬に関するものやお正月にちなんだ羽子板や辻占などをモチーフとしました。
好きなモチーフを選んだら、墨で線を書き、顔彩で色づけをします。
失敗してもそのまま描き続けるのが絵手紙。失敗と思っても出来上がるとそれが絵のアクセントになっています。はがきには送る方へのメッセージも添えて。
はがきが出来上がったら、消しゴムはんこで自分の名前の1文字を押します。これでステキな絵手紙が完成!
はがきと扇面型の牛乳パックの印刷をはがした紙、2種類を描きました。牛乳パックの印刷部分のみをはがすと、和紙のような紙になるんですよ。これも折り畳んで封筒に入れれば送ることができるのです。
次に送る相手の宛名書きをします。おばあちゃんに送る人、先生に送る人…ていねいに住所や名前を書いていきます。はがきは切手を貼って完成です。
心をこめて作った絵手紙年賀状は、送った方のおうちに届いてきっと喜ばれていることと思います。
初めて絵手紙をかくというお友達がほとんどでしたが、全員が素晴らしい出来栄えで、先生も大絶賛でした!参加したお父さん、お母さんも子どもたち以上に熱中していて、素敵な絵手紙を書き上げていましたよ。
描いた人の気持ちが伝わる絵手紙。また、おうちでも挑戦してみてくださいね!