3月26日(土)、こどもセンター第6回チャレンジ教室「香りのいいみかんの皮でアート体験!」がカメリアのホール椿にて開催され、43組80名の親子がみかんの皮を使った作品作りに挑戦しました。
講師はピールアーティストの才田春光さん。
才田さんは果物や野菜の皮を素材として、器やオブジェなどを制作する「ピールアート」の第一人者です。今回はみかんの皮からきれいに筋を取り出し、むいた皮でミニリースを作る方法を教わりました。
先生の手元を撮影しながらリアルタイムでスクリーンに投影!素敵な作品にみなさんくぎづけです
はじめに才田さんの作った作品を見せていただき、いろいろなお話を聞かせていただきました。いつもは果物や野菜の中身を食べて皮は捨てていますが、皮に少し手を加えてきれいな形のままで残すことで、1つの作品となって、大切なものになるのだということを教わりました。
皮とは思えないきれいな作品の数々に会場からは「おー!」「すごい!」という声が聞こえていました。
親子で協力して作品づくり★ 細かい作業もありましたが、みんな制作に夢中です
みかんの皮を使った製作が始まると、会場はみかんの甘い香りでいっぱいになりました。
アロマ空間の中でカッターを手に真剣なまなざしで制作に取り組みます。
こんなに慎重にみかんの皮をむいたことはなかったのでは・・・?
みかんの筋がきれないようにゆっくりと優しくむいていきます。
プチプチという、皮がとれる音にも耳をすませて聞いてみました。
みかんの筋を取り出したあとは、皮を5ミリ~1センチ程度に切って丸め、ワイヤーに通してミニリースにしました。
材料を捨てることなくすべて使うピールアートはエコにもつながり、身近にあるもので楽しみながら自然に触れることができる、1つの果物を2倍も3倍も楽しめる素敵なアートだと感じました。
児童だけでなく、保護者も熱中した今回のチャレンジ教室。カッターやワイヤーなど難しい道具も用いましたが、みんなが安全に上手に使って作品を完成することができました。
できた作品が乾燥して変化する様子もじっくり観察しながら、今日の体験を振り返って楽しんでもらえるとうれしいです。