「チャレンジ教室」カテゴリーアーカイブ

チャレンジ教室報告~その2~あかりのオブジェ

9月29日(土)、「第2回こどもセンターチャレンジ教室 エコで楽しいあかりのオブジェをつくろう!」が開催され、市内の親子60名が参加し、牛乳パックを使ったあかり作りに挑戦しました。 
今回、製作を指導してくださったのは金沢工業大学Toiroのみなさんです。

はじめにスタイロフォームという発砲スチロールのような素材に紙をはって、あかりの土台作りをしました。材料はToiroのみなさんがカットしてくれていたので、これはぺたぺた貼るだけで簡単!

次に、各自持参した牛乳パックの印刷面をはがして白い紙の状態にします。印刷面をはがし、さらに白い紙も薄くはがしていくと、和紙のような風合いになるのです。
しかし、この作業が思った以上に大変!はがし方やパックの種類によって簡単に印刷面をはがせた人もいれば、なかなかはがせない人もいたり…この作業に想像以上に時間がかかってしましました。
このあと、木の実や落葉、毛糸、紙テープなどを用いた思い思いの飾りつけをしました。中には、ゆっくり飾りつけをする時間がなくなってしまったおともだちもいて、本当にごめんなさい。

それでも、みんな短い時間の中で、工夫を凝らしたステキなあかりに仕上げていて、見ていて楽しくなる作品がたくさん出来上がりました。牛乳パックからは想像できない形に仕上げたお友達もいて、アートな作品に驚きでした!

作品は夕方から開催のカメリアまつりで中庭に展示されました。指導してくださった金沢工業大学Toiroのみなさんによる飾りつけです。水面に映るあかりがとても幻想的でしたよ。

10月20日、21日は工大祭でも展示されますので、ぜひみなさん見に行ってくださいね!

チャレンジ教室報告~その1~絵手紙 

8月2日(木)、第1回チャレンジ教室 「50円のありがとう。届け!絵手紙!はがきにこめる旬とこころ」が開催されました。

絵手紙教室では今回初めて親子参加を募り、30名を超えるみなさんの参加となりました。リピータもたくさんいて、久しぶりの再会がうれしいです。
講師はチャレンジ教室ではおなじみの、日本絵手紙協会公認講師の竺美那子(ちくみなこ)さんです。
 

まず、半紙に墨で線を描く練習と名前の1文字のみを大きく書く練習をしました。
筆を垂直立て、上のほうを持ち、ゆっくりと線をかいていきます。これまで何度か参加してくれているお友達はかなりなれた様子。お母さんたちの方が緊張した様子で筆を動かしていました。
線の練習の後は、いよいよはがきに絵をかきます。

今回のモチーフはナス、トマトなどの季節の野菜や花のほかに、風鈴や花火などの夏らしいアイテムなどを先生に持参していただきました。
 
好きなモチーフを選んだら、墨で線を書き、顔彩で色づけをします。
失敗してもそのまま描き続けるのが絵手紙。失敗と思っても出来上がるとそれが絵のアクセントになっています。はがきには送る方へのメッセージも添えて。

はがきが出来上がったら、消しゴムはんこで自分の名前の1文字を押します。これでステキな絵手紙が完成!
ふつうのはがき1枚と、牛乳パックの印刷部分をはがした紙、合わせて2枚を描いて完成させました。
牛乳パックの印刷部分のみをはがすと、和紙のような紙になるんですよ。これも折り畳んで封筒に入れれば送ることができます。
次に送る相手の宛名書きをします。おばあちゃんに送る人、先生に送る人…ていねいに住所や名前を書きました。

はがきは切手を貼って、みんなで市役所前のポストに投函しました。

全員が素晴らしい出来栄えで、先生も大絶賛でした!描いた人の気持ちが伝わる絵手紙。また、おうちでも挑戦してくれたらうれしいです!

今回はたくさんの人数での絵手紙教室となり、スタッフの目の行き届かない点もありましたが、保護者の皆さんのご協力により、無事みんな作品を完成させることができました。
改めてお礼申し上げます。

楽しかったね♪ 紙すき体験と紙芝居

3月26日(月)、こどもセンター第6回チャレンジ教室「紙すき体験と野々市の民話紙芝居」が行われました。

参加したのは野々市市内の小学1年生〜6年生、35名。
今回も予想を上まわる応募があり、定員を拡大しての開催となりました。

講師はさまざまなものづくりや活動をなさっている、吉岡幸三さんです。

今回はダンボールを材料にして、はがきサイズの紙を作る紙すきに挑戦しました。

まずは吉岡さんから紙すき材料の作り方を教わります。
ダンボールは細かく切って一晩水にひたし、ミキサーにかけて細かくします。今回は事前に作っておいたもので体験をしますが、おうちで自分でも作れます。(材料は牛乳パックでもできるそうです)

つぎに紙すきのやり方を教えてもらいました。
紙すき道具の木枠も吉岡さんの手づくりなんですよ。

いよいよ順番に紙すきに挑戦です。
どろどろの液体の中に手をいれるのが最初は気持ち悪い~!といっているお友達もいましたが、みんな上手に紙をすいていましたね。

タオルで水分を取って、ガラス面に紙を貼り付け、乾燥させたら紙が出来上がります。



2枚目は金銀のおりがみを散らし、おりがみでワンポイントの飾りも切って紙にすきこみました。こちらもそれぞれ個性的な飾りをつけ、仕上がりが楽しみです。

乾燥するまで1日かかるので、当日はおうちに持って帰れなかったけど、みんなすてきな紙が完成していました。1つとして同じものがない、世界で1枚だけの手づくりの紙ですよ!

紙すきの体験が終わったら和室に移動して、みんなで紙芝居を見ました。野々市市清金の「石の神様」というお話です。みんな真剣なまなざしでお話を聞きました。この紙芝居も吉岡さんの手づくりです!

今回の紙すきの体験は、道具の数が限られていたので順番待ちが長くなってしまったけど、みんなの協力のおかげで全員自分の作品をつくることができました。ルールを守り、協力し合って製作できたことがとても良かったと思います。
インターネット町民塾 F-3「手漉き和紙」でも今回の紙の作り方を見ることができるので、ぜひお家でも挑戦してみてください!