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第5回チャレンジ教室 スクイークとスクラッチに挑戦しました!

 1月28日(土)、こどもセンター第5回チャレンジ教室パソコン・スクイークで遊ぼうが開催され、市内小学3年~6年生14名が参加し、金沢工業大学電子計算機研究会のメンバーが講師として協力しました。

 まずは、パソコンやインターネットを使うにあたってのルールのお話。パソコンやインターネットはとても便利で楽しい道具だけど、使い方を間違えると危険な道具にもなるということを学習。ネットの社会では、日常の生活と同様に他人を思いやる心や情報が正しいかを見分ける判断力などが必要であることを学びました。

インターネットを使う上での心得を解説中
インターネットを使う上での心得を解説中。
 

 その後、まずはスクイーク(Squeak Etoys)を体験。スクイークとは、パソコンでデジタル絵画づくりを楽しみながら、科学的・論理的思考能力を高めることが出来る教育用フリーソフトです。パソコンでお絵かきして、いろいろな命令を組み合わせると描いた絵を自由に動かすことができます。
 それぞれ、スクイークで好きな車の絵を描いて名まえをつけます。車の隣にはハンドルを描き、ハンドルを操作することで車が動くスクリプトをつくりました。

好きな車を描いてみよう!解説は電算研高木君です。

星型のハンドルにしてみました。

 最後に、スクラッチ(Scratch)を使用した体験。スクラッチはスクイークをベースにMITで開発されたフリーのソフトウェアです。命令コードがわかりやすく分類されており、小学生でも楽しくプログラム体験ができます。まずは、スクラッチで好きなキャラクターを描き、次にそのキャラクターが口を開けている絵を描いてみます。連続して動かすと口をパクパクしているようにみえます。
 背景には迷路をつくって、キャラクターを矢印キーで操作し、ゴールすると次のステージに移動するというゲームづくりに挑戦しました。

自由にキャラクターを描いてみよう。

はじめてのスクラッチ(Scratch)体験。迷路ゲームづくり

こういうスクリプトだったらどう動くかな・・・
 

 今回参加したおともだちの中には、パラパラまんがコンテストの入賞者もちらほら。キャラクターを描くだけでなく、描いたものが命令どおりに動かせることに感動しきり。いつもは既製品のゲームで遊ぶこどもたちも自らがつくってみることで、プログラミングの魅力に触れ、パソコンを使った創作活動に夢中になっていました。

最後はみんなでハイポーズ

  なお、第5回チャレンジ教室実施日を含む期間に金沢工業大学電子計算機研究会のみなさんが制作したCG作品やゲームのつくり方をカメリア3階ギャラリーで展示。作品を鑑賞したこどもたちからは「これ、本当につくったん?」「どうやったらこんなんつくれるん?」など、電算研のメンバーは質問攻めにあっていました。

金沢工業大学電子計算機研究会作品展示
 

下記は、参加したみなさんの感想です。

•今日は成功したのでよかった。学生さんたちもいつもこんな物を作るなんてすごいと思う。
•自分で命令して動かすことができて楽しかったです。最初はうまくできなかったけど、後でできてうれしかったです。
•今日、ぼくはこのイベントでゲームの作り方や作っている人の苦労が分かりました。またあったら参加したいです。
•絵を描くだけでなく、プログラムもするので、パラパラマンガより大変だった。でもいい経験になった。
•わたしは、今日、パソコンでキャラクターゲームを作りました。むずかしかったけれどうまく作れたのでうれしかったです。次あるときも、また来たいです。
•ゲームの作り方が分かってよかったです。家でも作ってみたいです。
•わたしは、パソコンはあんまりやったことがなくて苦手だけど、今日やってみていろいろぶつかることもあったけど、最後はちゃんとできたのでよかったです。
•今日やったことはすごく勉強になったし、家でもパソコンがあるので、お母さんやお父さんにいいよといわれたらやってみたいです!パラパラマンガみたいでおもしろかったです!
•パソコンでゲームを作るのは、とてもむずかしいと分かりました。でも楽しさもあるので、おもしろかったです。いろんな設定がたくさんあるので、分からなかったりはしたけど楽しいところもあるので、ここでできてよかったなと思いました。
•いろいろな絵をかいて動かすのが楽しかった。
•パソコンで迷路を作ったり、キャラクターを作ったりして楽しかったです。パソコンで迷路を作ったりすることが初めてわかりました。家でもやってみたいと思いました。楽しかったです。
•最後のスクラッチのパクパクするゲームはできなかったけど楽しかったです。
•スクラッチでゲームが作れるのがすごいと思いました。今度家でもやってみたいです。
•ゲームを初めて作ってみたけどおもしろかったからよかったです。ゲームを作るのは大変だったけど、ちゃんと作れてよかったです。

ご協力いただいた金沢工業大学電算研のみなさん、ありがとうございました。

 スクイークとスクラッチは下記から無償でダウンロードできる他、情報交流館カメリアのキッズコーナーで使用することができます。

スクイーク(Squeak Etoys) みんなで楽しくスクイーク

スクラッチ(Scratch) 

 キッズコーナーは中学生までのこども向けのコーナーで、インターネットを使って調べ学習などができます。また、小学校の全科目が学べる学習ソフトも充実しています。
現在募集中の第4回ののいちデジタルパラパラまんがコンテストの作品もキッズコーナーでつくることができます。コンテストへのたくさんのご応募、お待ちしております。

★情報交流館カメリア キッズコーナー 9:00~19:00 第2・4水曜日は休館日

心をこめた年賀状が完成したよ!

12月3日(木)に、第4回チャレンジ教室 「届け!絵手紙!年賀状にこめる旬とこころ」を開催しました。

講師は日本絵手紙協会公認講師の竺美那子(ちくみなこ)さんです。
絵手紙は、チャレンジ教室ではおなじみとなりましたが、年賀状づくりは今回が初めてとなります。

まず、半紙に墨で線を描く練習と名前の1文字のみを書く練習をしました。
筆を垂直立て、上のほうを持ち、ゆっくりと線をかいていきます。

線の練習の後は、いよいよはがきに絵をかいていきます。

絵のモチーフは、コマやはねつきのはねなどのお正月らしい色とりどりのものから、柿などの季節の果物まで、先生にたくさん用意していただきました。どれを描こうかみんな悩んでいましたね。

好きなモチーフを選んだら、墨で線を書き、顔彩で色づけをします。
下書きなしの絵手紙。迷わずに大胆に描きすすめるお友達がたくさんいて、おどろきました。はがきにはメッセージも添えます。

はがきが出来上がったら、消しゴムはんこで自分の名前の1文字を押します。これでステキな絵手紙が完成!
ふつうのはがきと羽子板の形をしたはがき、2種類を描いて完成させました。



次に送る相手の宛名書きをします。おばあちゃんに送る人、先生に送る人…ていねいに住所や名前を書いていきます。

はがきは各自で投函します。忘れずにみんな投函したかな・・・?
心をこめて描いた年賀状、送った相手が喜んでくれるといいね!

全員が素晴らしい出来栄えで、先生も大絶賛でした!
年賀状だけじゃなく、ほかのお手紙も絵手紙で描いてみたらきっと楽しいよ!
描いた人の気持ちが伝わる絵手紙。また送ってみてね!